北海道といえば、やはり日本バスケットボール界のレジェンド・#9折茂選手の存在なしには語れない。昨シーズン、トップリーグでの日本人で初となる9000得点の記録を打ち立て、今季も選手兼クラブ代表としてチームを牽引している。また、司令塔の#8多嶋選手、類まれな運動能力を誇る#11桜井選手、ゴール下の力強いプレーが特徴の大黒柱 #5ミラー選手などが続投で脇を固める中、#2ウィッティントン選手、#15 トラソリーニ選手と機動力のある新外国籍選手2名を追加。昨季より確実にチーム力が向上していると見られるだけに注意が必要だ。

対するジェッツは、折茂選手とも同ポジションであるSGでは、ホームタウン船橋市出身の#31 原選手と#27 石井選手が迎え撃つ。SGとSFをこなす新加入の#10チェンバース選手も得意の粘り強いディフェンスと高さで折茂選手封じには一役買ってくれるだろう。また、On１の時間帯でも千葉に大きなチャンスがある。帰化枠で#3パーカー選手を擁し、常にコート上でOn2の状況がつくれるため、北海道の強力な新加入の選手が出ていない時間帯で大きな優位をつくることも可能。得意のアグレッシブなディフェンスで攻撃を封じ、アップテンポなバスケで一気に畳みかけることが出来れば勝利もグッと近づくはずだ。ジェッツレッドに染まるアリーナで、レバンガグリーンを圧倒しよう！