記念すべきB.LEAGUE2017-18シーズン開幕初戦の相手は、昨シーズンアウェーで手痛い一敗を喫し、B.LEAGUEでの対戦成績は一勝一敗のイーブンとなる京都ハンナリーズ。京都戦でまず気をつけたいのは、昨シーズンの試合でも勝負所でことごとく3Pを沈め千葉を苦しめたSGの#12岡田優介選手の存在。当たり出したら止まらない長距離砲が武器で、波に乗せてはいけない選手の筆頭である。また、昨シーズンのランキングでB1リーグの平均スティール部門2位につける#5マーカス・ダブ選手にも要注意だ。献身的なプレーでチームの屋台骨を支えるPFで、要所でみせるスティールによるターンオーバーで相手のリズムを崩し自チームに勢いを与える千葉にとっては厄介な存在だ。

対する千葉は昨シーズンのメンバーをベースにさらにアグレッシブさに磨きをかけた布陣で迎え撃つ。岡田選手とマッチアップするであろう、#27石井講祐選手、#31原修太選手、そして新加入の#10アキ・チェンバース選手が彼をどう食い止めるか。ダブ選手と同じPFであり、昨シーズンのスティールランキングでも彼に次ぐ3位をマークした#3マイケル・パーカー選手がどれだけ躍動してくれるかがカギとなってくるだろう。また、パーカー選手はスティールだけでなく、ブロックランキングでも2位を記録しており今シーズンもディフェンスでの貢献に大きな期待がかかる。いずれにしても、新生千葉ジェッツとして悲願のリーグ王者に向けて絶対に負けれらないホーム開幕戦。今シーズンも船橋アリーナを赤く赤く塗りつぶし、ぜひ共に戦ってほしい。