三菱電機株式会社を母体とし、65年の歴史を持つ名門クラブである名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。ロスターには代表候補に名を連ねるオールラウンダー#8 張本天傑をはじめ、#6船生誠也、＃12中東泰斗、#21 笹山貴哉など、若くて運動量の多い選手が多く、彼らを勢いに乗せると厄介なチームだ。また、元千葉の選手でもあり、抜群の身体能力を活かしたダイナミックなプレーを得意とする#24 ジャスティン・バーレルや、208cmの高身長を持つインサイドプレーヤーでありながら3P成功率も高い#34クレイグ・ブラッキンズにも警戒が必要だ。

この布陣に対し、千葉が勝機を見出すにはon1の時間帯で如何に主導権を握れるかにかかってくるだろう。名古屋はスターターにも名を連ねる日本人選手がPGの笹山を除き軒並み約190cmと高いが、インサイドがメインの2m級のプレーヤーは少ない。ここでミスマッチを突いた#3マイケル・パーカーのカットインによる合わせやリバウンド、#34小野龍猛のポストプレーでイニシアチブを取ることが出来れば試合を優位に進められるはずだ。また、バックコート陣でも#10 アキ・チェンバースや#31原修太等、高さで対抗できるユニットでハードなディフェンスを展開することで、相手の攻め手を封じることが出来れば勝利は目前だ。ジェッツREDとドルフィンズRED。真の“RED”のプライドを懸け、赤く塗りつぶされたホームアリーナで共に戦ってほしい。