【レポート】原修太選手「ハラの輪」IBD・IBSの講演会・勉強会実施のご報告
日頃より千葉ジェッツふなばしへ熱いご声炎を賜り誠にありがとうございます。
10月14日(月・祝)に、原修太選手が「ハラの輪」の活動の一環として、鴨川市の亀田総合病院にて、IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)・IBS(過敏性腸症候群)の講演会・勉強会を開催しました。
この講演会・勉強会は、南房総地域のIBD・IBSをもつ30歳以下の患者さまを対象に、同じ病気をもつ原選手の講演で希望を持ってもらうこと、勉強会で病気についての知識等を原選手とともに深めることを目的に実施しました。
講演会では、原選手が自身の経験について20分間の講演をおこないました。
発症した時から診断されるまでの苦しかった経験や、診断されてから入院中のこと、病気になって気づいたことや変わったことなどをお伝えし、最後に同じ病気をもつ皆さんへ「まずは自分の身体を一番に大切にしてほしい」というメッセージをお伝えしました。
その後、亀田総合病院の消化器内科の先生方にご協力いただき、IBD・IBSについての勉強会とグループワークを実施しました。
グループワークでは、「同じ症状で悩む子にどういう声かけをしたら良いか」をテーマに、ドクターの皆さんにファシリテートいただきながら、参加者同士で意見交換をおこないました。
「相手の辛い、不安な気持ちに共感すること」「病院に行って治療を受けたら良くなった自身の経験を共有すること」「目に見えない病気なので、周りに伝えて頼ること」など自身の経験を踏まえたたくさんの意見が出ました。病気の認知を広げるために「ハラの輪を広げる」というとても嬉しい意見も出ていました。
原選手も各テーブルを回り、皆さまの意見に耳を傾けながら、自身の経験や意見を共有しました。
勉強会の後は、原選手との交流会・懇親会を実施し、参加者や保護者の皆さまと写真撮影やサイン、お食事をしながら交流しました。
約3時間半の会となりましたが、皆さま真剣に耳を傾け、ワークに取り組み、原選手との交流を楽しんでいただきました。
原選手にとっても病気についての知識を深め、同じ経験をもつ皆さまとの意見交換や交流は、とても充実したひと時となりました。
参加者の方から「勇気をもらった」「正しい情報を知る機会は少ないため貴重な時間だった」「病気について考えて発表して結果をまとめる作業はとても大切だと思った」などたくさんのお言葉をいただくことが出来ました。
ご協力いただきました亀田総合病院の皆さま、誠にありがとうございました。
ハラの輪では、今後も長期療養するこども達やIBDに罹患する方々を元気づける取り組みをおこなってまいります。
ハラの輪の活動で、亀田総合病院にてIBD・IBS講演会・勉強会を開催しました。
講演会・勉強会を通して、南房総地域のIBD・IBSをもつ30歳以下の患者さまに、同じ病気をもつ僕の経験や考え方を伝えることによって勇気を持ってもらうこと、勉強会では僕自身もIBDについて知識を深めることができました。
グループワークでは、同じ病気を持った方々の悩みや考え方を聞き、僕もたくさん力をもらいました。
外から見てわからない病気だからこそ、試合で活躍し、この病気をたくさんの方に知ってもらえるように頑張っていこうと改めて思いました。
亀田総合病院の関係者様、参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
※掲載の写真についてはご本人やそのご家族の皆様より許可をいただいております。