前週の富山戦を落とし3連敗となったジェッツ。今日は今季2勝無敗の仙台とのアウェー戦に挑む。東カンファレンス6位のジェッツは、あと1勝でチーム史上初のプレイオフ進出が決まる。連敗脱出を果たし、早々と確定させたい。スターターは前節と代わらず＃0佐藤、＃9田中、＃13ベル、＃18板倉、＃41グレイが名を連ねた。

ティップオフは仙台ボール。先行されるも、すぐに＃13ベルがトップから3Ｐを射抜く。仙台も続けて外角から決めて3-7。ジェッツは残り8：16、＃13ベルからゴール下の＃41グレイにパスが通り、5-7と追いかける。互いにスコアを重ねるが、ジェッツは残り6：07、＃0佐藤がゆっくりとしたドリブルからミドルレンジでジャンプシュートを放って13-9と4点ビハインド。

ジェッツはボールが回っているものの、シュートがリングに嫌われる。残り4：23、＃41グレイがローポストから仕掛けてフリースローを得る。ここで＃35チャンドラーが3試合ぶりの出場。＃41グレイは1本決めて18-10と8点差。

仙台に得点を許すが、残り3：15、＃0佐藤がジャンプシュートを沈めて20-12。残り1：17には＃1一色がゴール下へドライブし22-14。残り0：50には、＃35チャンドラーが3Ｐを沈めて22-17と5点差に追いかける。

第1Ｑ最後のオフェンス、＃35チャンドラーがドリブルでキープしながらハイポストでジャンプシュートを決めて22-19とする。だが仙台にブザービーターを決められ、24-19と5点ビハインドで第1Ｑを終了した。

第2Ｑはジェッツのスローインで開始。最初のオフェンスで＃35チャンドラーと＃13ベルの2on2から＃13ベルがジャンプシュートを決めて、残り9：43で24-21。仙台にも返されるが、直後に＃35チャンドラーにも3Ｐが出て、残り9：16で26-24と2点ビハインド。

ここから仙台に3Ｐ、フリースローを許して残り8：14で31-24と7点ビハインド。ジェッツは残り7：41、＃9田中がドライブからファールを得ると、バスケットカウントワンスローも決めて31-27と追い上げる。残り6：37には＃0佐藤が3Ｐを射抜いて31-30と1点差。スコアはそのまま残り5：42に仙台がタイムアウトを挟む。

タイムアウト明け、仙台の攻撃をしのぐと、残り5：12、＃9田中が決めて31-32と逆転すると、残り4：49にオフィシャルタイムアウト。残り4：11、＃0佐藤がドライブで得たフリースローを2本とも決めて31-34と3点をリード。仙台もフリースローを決めて追いすがるが、ジェッツは残り3：44、＃9田中からすばらしいパスがゴール下の＃0佐藤に通り、33-36と再び3点差に。

ここから仙台にフィールドゴール、3Ｐと連続で許し、残り2：45、38-36と逆転されてジェッツが60秒タイムアウトで流れを切る。ジェッツは＃41グレイが豪快にワンハンドダンクを狙うも、ここは相手のブロックショットで決まらず。逆に仙台に決められ、残り2：20で40-36と4点ビハインド。

互いにチームファールが5以上を数え、フリースローの機会が増える。残り0：45、45-37と8点ビハインドでジェッツが60秒タイムアウトをコールする。仙台がフリースローを1本決めて、残り0：35、46-37で今度は仙台が60秒タイムアウト。2本目のフリースローは落ちたもののリバウンドを奪われ、またもファールでフリースローを与えてしまい47-37。ジェッツは残り0：16、＃35チャンドラーが3Ｐを沈めて47-40。

一時はリードを奪ったものの、7点ビハインドで試合を折り返した。

第3Ｑは仙台ボールで開始。ジェッツは残り9：23、＃13ベルが3Ｐを決めて先行。47-43と4点差。仙台にも返されるが、残り7：42、ハイポストにいた＃41グレイがドライブからのランニングシュートで49-45と再び4点差。ここから仙台に立て続けに決められ、残り6：37、54-45と9点ビハインドでジェッツが後半1つ目の60秒タイムアウトをコール。

タイムアウト明け最初のオフェンス、＃35チャンドラーがミドルシュートを決めて、残り6：25で55-47。仙台も返してくるが、残り5：26には＃35チャンドラーがまたも3Ｐ。さらに＃9田中がドライブからレイアップシュートを決めて、残り4：49、59-52と7点差。ここから＃18板倉、＃41グレイの連続得点で残り3：36、59-56と3点差まで追い上げ、仙台が60秒タイムアウト。

仙台に１本許すが、ジェッツは＃41グレイがローポストからの1on1で力強さを発揮。ゴール下まで押し込み、残り2：59で61-58と、またも3点差。

ここから外角合戦となる。仙台が決めればジェッツは＃35チャンドラーが自らオフェンスリバウンドを奪って3Ｐを放つ。これが決まり、残り1：03で64-61。さらに仙台も3Ｐ、フィールドゴールを返してくるが、ジェッツは残り0：01で＃1一色が3Ｐを決めて69-64。

苦しい時間帯も外角が当たって離されず、5点ビハインドで第4Ｑを迎えた。

第4Ｑはジェッツのスローインで開始。仙台に先行され7点差となるも、ジェッツもすぐに反撃。＃31石田が、大学時代のチームメートである仙台＃4志村とのマッチアップでファールを得ると、フリースローを2本とも確実に決めて、残り9：07で71-66と離されない。直後の残り8：49、仙台に返され、バスケットカウントワンスローを吹かれたところでジェッツが60秒タイムアウト。互いに1本ずつ決めて76-68、残り7：53で仙台が60秒タイムアウトをコール。

ジェッツは残り7：24、＃1一色が3Ｐを沈め、76-71と5点差。直後に仙台に決められるが、ジェッツは＃9田中が返して残り6：49で78-73。＃9田中はバスケットカウントワンスローも決める。さらに＃41グレイがオフェンスリバウンドからねじ込み、残り6：20で80-76と4点差。残り5：26には＃0佐藤が決めて、80-78と2点差まで追い上げる。残り4：57にオフィシャルタイムアウトを挟む。

タイムアウト明け、共に1本ずつ決めて残り4：10で82-80。ジェッツは仙台のオフェンスをしのぎ、残り3：41、＃35チャンドラーがまたも3Ｐを沈めて82-83、終盤でついにリードを奪う。仙台が20秒タイムアウト。

仙台のチームファールが5以上を数え、ジェッツはフリースローを得る。残り3：22、＃41グレイが2本とも落とさず82-85と3点リード。残り3：05にも＃41グレイがツースローを得る。ここは1本決めて、82-86と4点差。

ここから仙台に立て続けに決められ、残り2：20には86-86と同点。さらに残り1：39、3Ｐを許して、89-86と逆に3点ビハインドでジェッツが60秒タイムアウトをコールする。オフェンスではローポストから＃41グレイの1on1を選択するも、これは決まらず。逆に仙台にフリースローを与え、残り1：09、90-86と4点ビハインドで20秒タイムアウト。

＃35チャンドラーが3Ｐを放つも決まらず。仙台のオフェンスを守りきり、アーリーオフェンスを狙うもこれも奏功せず。残り0：12、ファールで時間を止めると、仙台が60秒タイムアウト。仙台にこのフリースローを2本とも決められ92-86と6点差。ジェッツは20秒タイムアウトを使い、作戦を練る。

ジェッツは残り0：06で＃13ベルが3Ｐを決めて92-89。最後は仙台にキープされてタイムアップ。

ジェッツは＃0佐藤、＃9田中、＃13ベル、＃35チャンドラー、＃41グレイと5選手が二桁得点を挙げるも、リバウンドやスティールで仙台に水を空けられ主導権を握れなかった。一時はリードしながら、終盤に振り切られて悔しい4連敗。プレイオフ出場は明日に持ち越しとなった。