アイシンシーホース三河を迎えての船橋アリーナでの1戦、怪我で#11西村を欠くジェッツは#7宮永をスタートに起用し、#5リカート、＃22上江田、#25荒尾、#27石井のラインナップでスタートする。ジェッツは開始からアイシン三河のプレッシャーディフェンスに攻め込むことが出来ず、簡単なプレーをターンオーバーで終わらせてしまう。対するアイシン三河は#32桜木をインサイドの経由地として高確率のシュートを決めていく。ジェッツは#27石井が3Pシュートを狙っていくが決められない。しかし、ジェッツ#5リカートがオフェンスリバウンドを拾い得点に繋げていく。ジェッツはその後も3Pシュートの確率が悪く得点を重ねられない苦しい展開が続く。ジェッツはこのまま二桁のリードを許したまま第1ピリオドを終了するかと思われたが#7宮永が自陣から持ち込みジャンプシュートを決め11対20と一桁に戻しこのピリオドを終了する。

第2ピリオド、ジェッツは#0佐藤、#9田中、#23ホーン、#24バレルを投入し流れを変えにかかる。するとベンチスタートの#0佐藤がディフェンスから流れを作ると#9田中がボールプッシュをし、これまでなかったアップテンポの展開となると、#0佐藤が3Pシュートを含む得点を重ね19対23とオフィシャルタイムアウト前にアイシン三河はタイムアウトを取らざる得なくなる。試合が中盤に入るとアイシン三河は#21エドワーズ、#32桜木のインサイド陣が得点を重ね引き離しにかかる。ジェッツも#5リカートが得点を重ねるが、ファウルの多いジェッツは相手にフリースローを与えてしまう。それでも会場の声援に後押しをされアイシン三河#3柏木はフリースローを落としていく。何とか得点を重ねたいジェッツだがオフェンスを組み立てることが出来ず、得点が止まってしまう。対するアイシン三河には終了間際に#8喜多川に3Pシュートを決められ26対37と得点差を二桁まで戻され前半を終了する。 

第3ピリオド、ジェッツは得点差を引き戻したいがオフェンスを組み立てられずアイシン三河ペースに引きずりこまれ自分たちの流れを作ることが出来ない。コンスタントに自らのペースを守り得点を重ねるアイシン三河に対してジェッツはボールが回らず中盤で16点差まで差を広げられてしまう。ジェッツはディフェンスでプレッシャーをかけるとスティールを奪う展開も見せるが継続してディフェンスをタイトについていくことが出来ない。終盤に入るとジェッツは#27石井のカッティングプレーや#34小野がティアドロップショットを決めるなどオフェンスが動き始めるがアイシン三河#14金丸の3Pシュートや#34高橋にブザービーターショットを決められ終始流れを掴みきられず44対61と17点のビハインドを背負って最終ピリオドへ突入する。 
 

第4ピリオド、ジェッツは#23ホーンがドライブから得点を重ねアイシン三河ディフェンスを切り崩していくとジェッツはディフェンスでも相手のオフェンスを止めリズムを作り始めたかに思われたが、フラストレーションの溜まるジェッツは試合を支配することが出来ない。ジェッツは早い展開になるとスピードについていけないアイシン三河を攻めることが出来、得点を重ねられ点差を縮めにかかると思われたが、アイシン三河はタフショットを沈め簡単にはリードを縮めさせてくれない。攻め手を失うジェッツは外国人選手の得点力に頼るがアイシン三河はそれを上回る得点力で#14金丸らが3Pシュートを沈め、61対80と完敗を喫した。