【レポート】内尾聡理選手 FIDバスケチーム練習訪問のご報告
日頃より千葉ジェッツふなばしへ熱いご声炎を賜り誠にありがとうございます。
6月11日(火)に、内尾聡理選手が社会貢献活動の一環として、千葉県のFID(for players with an Intellectual Disabilityの略称で知的障がいを意味する)バスケチームであるサンパークスの練習に訪問しました。
当日は、サンパークスが通常おこなっている練習メニューに加え、内尾選手も自身の強みであるディフェンスのフットワークとシュートのメニューを事前に考え、練習にも一緒に参加しながら指導を実施しました。1on1の際には、約10名の選手・監督と内尾選手が対決し、大変盛り上がりました。
また、内尾選手の発案で練習の最後には交流を目的としてフリースロー対決を実施。ノックアウトでおこない、最後まで勝ち残った選手には内尾選手から練習着をプレゼントし、大変喜んでいただくことができました。
練習後は、質問タイムと交流の時間を設け、ディフェンスやシュートが上手くなるコツなど選手ひとりひとりから技術的な質問をたくさんいただき、内尾選手から「とにかくコツコツ練習を続けること」とお伝えしました。また、一発芸のリクエストもあり、ハードだった練習の最後に皆さまに笑顔になっていただくことができ、とても有意義なひとときとなりました。
今回の訪問は、千葉県のバスケットボール全体の底上げを目的とし、内尾選手の社会貢献活動への想いと教育実習の際に特別支援学校とも関わりがあった経験を活かし、実施することになりました。
ご協力いただきました関係者の皆さま、誠にありがとうございました。
先日、サンパークスさんの練習に参加させていただきました。
インクルージョンという概念が大切なことはなんとなく理解していますが、社会にはまだまだ知られていないけれど意義のある活動がたくさんあります。
今回、FIDバスケの存在を知る機会をいただき、サンパークスの皆さんとバスケを通じて楽しい時間を過ごせたことに心から感謝しています。
何度も1対1を行い、オフシーズンで一番動きましたが(笑)、そのおかげで僕自身も良い練習になりましたし、皆さんにも同じように感じていただけていると嬉しいです。
次回お会いする時には、さらにプレーもギャグもレベルアップして、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせるように努力したいと思います。
サンパークスのようなFIDバスケチームの存在が多くの方に認知され、誰かの居場所となり、バスケ好きが増えるきっかけになることを願っています。
素晴らしい経験をありがとうございました!
※掲載の写真についてはご本人ならびにチームより許可をいただいております。