初日と同じように立て続けのターンオーバーで試合が始まり、嫌な雰囲気を感じる。しかし、ディフェンスの集中力はきれなかったため、まずまずのスタート。オフェンスも徐々に落ち着き、良い流れを作る事ができた。
インサイドからアウトサイドへと良いリズムを作る事ができ、昨日とは違って全員のプレイに積極性が見れた。特に#23ウィギンズ選手と#33ブラズウェル選手がインサイドとアウトサイドの両方からシュートを決め、終始良いリズムでプレーできた。外のシュートに頼らず、積極的にバスケットをアタックできたことで点差が拡がった。しかし、#10中川選手が最初の3ポイントシュートを決めたのをきっかけに、つくばもリズムにのる。ジェッツのディフェンスはいいパフォーマンスをしていたが、ことごとくアウトサイドからシュートを決められ1点ビハインドで終了。
第2ピリオドは、#1一色選手が思い切りの良いシュートでチームに勢いをつける。ディフェンスでもプレスディフェンスが機能し、試合テンポをコントロールできる事につながった。このピリオドを10点で折り返したかったジェッツだが、ブザー直前に#20河相選手がこの試合6本決めた3ポイントシュートのうちの1本を決め7点差で折り返すこととなった。
第3ピリオドでも積極的にディフェンスをしかけるも、シューターをノーマークにする場面が出てしまい、このピリオドだけで27点を許してしまう。また、オフェンスではつくばがプレスディフェンスとゾーンディフェンスをしかけ、インサイドを攻める事がなかなかできず、外のシュートに傾いてしまったことで勢いを止めれれてしまった。しかし、ピリオドの終盤はゴールへアタックする姿勢を取り戻し、#7宮永選手のドライブから外の#22上江田選手へのパスからの3ポイントシュート、#23ウィギンズ選手のドライブから#22上江田選手へのキックアウト、そして#22上江田選手のドライブは入らなかったものの、#33ブラズウェル選手がオフェンスリバウンドで押し込むなどいいプレーが多く生まれた。ピリオド終了間際には速攻から#7宮永選手が3ポイントシュートのブザービートを決め、息を吹き返した。
第4ピリオドでは#0佐藤選手がつくばのプレスディフェンスを打開し、シュートを決めたのをきっかけに流れはジェッツに。#0佐藤選手は、この日アシストを4つ記録した#9田中選手からトランジションで良いパスをうけ、迷わず放った3ポイントシュートを決める。また、このピリオドでは#25荒尾選手のプレイが更にチームに勢いをもたらす。ドライブ、インサイドアタック、ミドルシュート、フリースロー、と普段はディフェンスで良いプレーが目立っていたが、♯25荒尾選手であったが、オフェンスでも可能性のあるポテンシャルを見せてくれた。他にも、#22上江田選手の気持ちの入った鋭いドライブ、#9田中選手、#7宮永選手の2ガードのバランスがゲームをコントロール。最後は自分達でミスを犯してしまい、相手にチャンスを与えてしまう場面を作ってしまうが、#33ブラズウェル選手がファールゲームのフリースローを6本全て決め、粘り強くシュートを決めてきたつくばに辛くも勝利することができた。つくばの最後まで試合をあきらめない気持ちは敵ながらあっぱれであった。
ジェッツは土曜日の反省を活かし、選手一人一人が積極性とタフネスを持ってプレイし、最後まで強くまとまったプレーを見せた。
勝久 ジェフリー コメント