北海道がイースタンカンファレンスのプレイオフ3位のポジション争いを繰り広げている中、貴重な1戦目を落とした事で、今まで以上にアグレッシブに戦ってくることは2戦目が始まる前から感じられた。千葉は昨日の試合が決して偶然では無いと言うメッセージを相手に伝えるためにも、チーム一丸となって凄まじいエネルギーと集中力を持って試合に臨む事が重要だと全員が感じていた。
第1ピリオド、千葉はいくつか序盤でターンオーバーをしたが、前日と同じように落ち着き、シュートを決め始めた。ディフェンスでも引き続きハイレベルでプレイし、北海道を1回のポゼションに付き1つのシュートに抑えていました。最初の時間帯は上手く終わらせ、3点リード。
第2ピリオド、途中出場した北海道のルーキーフォワード#12西川選手とバックアップPG#8多嶋選手がタイムリーに3ポイントシュートを決め、勢いにのった。千葉はハーフタイムまで後3分の時点で8点ビハインドの状況にいたものの、粘り強くプレーし、終盤を5-0のランと危険な展開で点差を開かずに追いすがった。
第3ピリオドでは今回も両チームがハードに戦った。#25荒尾選手が得点分野でチームを牽引し、このピリオドだけで9点と活躍。千葉は4点ビハインドと接戦のまま第4ピリオドを迎えた。
第4ピリオド、千葉はチームが一つとなって力を合わせなければ勝てない事が分かっていた。この気持ちがディフェンスの気迫となり、いくつかのスティールや得点を阻止する事につながり、高確率な得点チャンスに結びつつけられた。千葉のリズムとなりつつあるハードなディフェンスからのオフェンスが今回も見られた。終盤ではタイスコアの場面で#33ブラズウェル選手がスティールからレイアップを決め、その次のポゼションではトップから3ポイントシュートを決め5点のリードを奪い取った。40分に渡って何人かが貴重なプレーを決め、最後の場面のエクスキューションは前日と比べて良くなっており、週末を2連勝で終える事ができた。
今回の勝利はチーム全体で勝ち取ったものであり、その中でも特に#7宮永選手(8得点、8リバウンド、4アシスト、そしてプレータイム34分でターンオーバー1)、#22上江田選手(13得点)、#23ウィギンズ選手(15得点、9リバウンド)、#27石井選手(10得点)、#25荒尾選手(13得点、4リバウンド)を評価したい。
最近の12試合で8試合を勝利し、チームは確実に良くなっている。今週末は現在2位で連勝中のトヨタ自動車アルバルク東京との戦いである。今まで以上のブースターの声援が、千葉の成長を後押するに違いない。
HC | レジー・ゲーリー コメント