第4ウィーク2戦目、ジェッツのスタートは昨日に引き続き#7宮永、#11西村、#24バレル、#25荒尾、#34小野で挑む。この試合を落としたくないジェッツは#34小野が序盤から3Pシュートを決めるがその後のオフェンスはトヨタ東京のフィジカルなディフェンスにタフショットが多くなり得点を重ねることが出来ない。対するトヨタ東京にセットオフェンスを効果的に決められ連続得点を許してしまう。ジェッツはオフェンスでドリブルをつく時間が多くなりリズムが悪くなると#23ホーン、#27石井を投入する。するとこの二人が起点となり#27石井の3Pシュート、ボールが回り#11西村が3Pシュートを決める。しかし、トヨタ東京の外角も確率が高く13対22と9点ビハインドで第1ピリオドを終了する。

第2ピリオド、ジェッツは立ち上がりが悪く、オフェンスでスコアが出来ない。対するトヨタ東京に早い展開から攻められるとインサイド、アウトサイドと効果的にオフェンスを組み立てられ#16松井に連続で3Pシュートを決められ一気に点差を18点差まで広げられるとジェッツはたまらずタイムアウトを請求。タイムアウト後、ジェッツは#24バレルのジャンプシュートが決まりだすと、#23ホーンも続いて得点をする。トヨタ東京は流れを渡さないようにタイムアウトを請求。ジェッツは流れを掴みたいがトヨタ東京のディフェンスにインサイドで攻めることが出来ずトヨタ東京にとって楽なオフェンスを繰り返してしまう。ジェッツはディフェンスでこの流れを変えたいがトヨタ東京のインサイド陣にペイントを支配され、オフェンスリバウンドも取られる苦しい展開が続き32対53と21点のリードを奪われ前半を終了する。

第3ピリオド、ジェッツは前半に見られなかったピックアンドロールが出始め、オフェンスが少しずつ良くなっていくが決めきれない。対するトヨタ東京のオフェンスに対してもジェッツはタイトにつき、得点を許さないとトヨタ東京はタイムアウトを請求。タイムアウト後、ジェッツは#34小野がポストオフェンスを仕掛けるとアウトサイドの#27石井が3Pシュートを決める。これを口火にジェッツは#34小野のポストムーブを多用し、得点を重ねていく。じわりじわりと点差を積み重ね8点差まで追いつくがトヨタ東京が変則的にゾーンディフェンスを組み込むとジェッツの得点は止まってしまう。対するトヨタ東京には#88張本を中心に得点を終盤許してしまい53対68と15点差まで突き返されこのピリオドを終了する。 

最終ピリオド、ジェッツは流れの良い時に見られたピックアンドロールが出来なくなり、得点を重ねることが出来ない。またオフェンス面で簡単なミスが見られ相手にスティールから得点を許してしまう場面が多くみられる。ジェッツは#23ホーンがドライブを積極的に仕掛けチームを引っ張っていこうとするが得点に結びつけることが出来ない。ジェッツは全体的に疲れが見られパフォーマンスが低下するとインサイドでの争いも出来なくなり選手層の厚いトヨタ東京は交代を駆使して優勢を保っていく。ジェッツは残り4分を切ったところで#0佐藤、#9田中、#3星野といった控え選手を投入すると、起用に応えるようにプレーの遂行、得点をしていく。しかし、トヨタ東京の優勢で進んだゲームを覆すことは出来ず69対94で敗れ、このシリーズを1勝1敗で終了した。