北海道を迎えての船橋アリーナでの第1戦、ジェッツは#34小野を怪我で欠く中、#41加納が新規加入を果たし、新戦力を携え#5リカートの復帰戦ともなる。スタートは#11西村、#22上江田、#24バレル、#25荒尾、#27石井のラインナップ。ジェッツは開始からターンオーバーが多く得点はするものの突き放すまで行かない。するとディフェンス面で相手の3Pシュート攻勢に得点を許してしまいリズムを掴めない。ジェッツは体制を立て直すためにタイムアウトを請求。しかし、ジェッツはタイムアウト明けもターンオーバーが多いと、北海道#8多嶋がドライブから起点となり、3連続3Pシュートを許してしまい逆転、そしてリードを許してしまう。ジェッツはその後も北海道のオフェンスを止めることが出来ず北海道#11桜井のドライブやチームファールでフリースローを与えてしまい9対19と10点ビハインドで第1ピリオドを終了する。

第3ピリオド、ジェッツ#27石井の3Pシュートでスタートし、同点に追いつくが北海道#33ティルマンに連続得点を許してしまう。しかし、ジェッツも少しずつ積極性が見え、#22上江田のベースラインドライブや、#24バレルがジャンプシュートをコンスタントに決めていく。しかし北海道も#33ティルマンが逆速攻で前に走っており、簡単に得点を返されてしまう。それでもジェッツ#24バレルの勢いは止まらず、このピリオドだけで14点の活躍を見せる。両者得点の取り合いは終始続き、55対54と1点リードで最終ピリオドへ。

第4ピリオド、ジェッツは第2ピリオドと同様に#5リカートのインサイドプレーで得点すると、北海道のディフェンスは収縮し、外角から#7宮永が3Pシュートを決める良い形を見せる。しかし、北海道も#33ティルマンが積極的に得点を重ねていくとジェッツはなかなか引き離すことが出来ない。それでもジェッツは高さの利を生かし、インサイドにどんどんボールを供給し、得点していく。ジェッツは終始リードを保っていくが残り3分を切ったところで自らのターンオーバーでピンチを招き、72対70とされジェッツはタイムアウトを請求。タイムアウト明け、ジェッツは#24バレルがフリースローを獲得し、1本決めて73対70とするが、北海道#11桜井がドライブからバスケットボールカウントプレーを決め同点とされる。ジェッツのオフェンスは決まらないが、北海道のオフェンスもジェッツが24秒オーバータイムを取り、抑える。ジェッツは残り時間が少ない中、#11西村がドライブで切り込みレイアップシュートを狙うがリングに嫌われてしまう。北海道にボールを奪われるかと思われたが、ジェッツ#5リカートが後ろからティップして押し込み、それがこの試合の決勝点となる。ジェッツ#5リカートは自ら復帰戦を祝した。