2022/02/09(水) 天皇杯 セミファイナル 琉球ゴールデンキングス戦 ゲームレポート
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第97回 天皇杯 セミファイナル 千葉vs琉球
千葉 21‐11 琉球
先制点は#1 ダンカンのゴール下。続けて#14 佐藤がジャンパーを決め幸先良いスタートを切る。琉球#7 ダーラムに連続得点を許すが、#2 富樫が3Pを決め返すと、その後もハードなディフェンスで相手の得点チャンスを奪い、守備でもハッスルする千葉。
#1 ダンカンがゴール下、#13 大倉がレイアップ、#33 ムーニーがバスケットカウントと得点を重ね、ダメ押しで#2 富樫が3Pを決めて点差を一気に10点差まで広げることに成功。琉球#4 フリッピンにダンク、#14 岸本に3Pを許すも#34 スミスがジャンパー、3Pを沈めるなど最後までオフェンスのリズムを崩すことなくリードで第2Qへ
千葉 36‐25 琉球
立ち上がりから#34 スミスがジャンパーを決めるが、琉球#30 今村に3Pを許す一進一退の攻防を展開。#1 ダンカンがジャンパーを決めるも、琉球#45 クーリーのゴール下、#7 ダーラムのレイアップと連続得点を許したところで千葉のタイムアウト。
タイムアウト明け琉球#7 ダーラムにゴール下を許すが、#2 富樫が3本目となる3Pを沈め点差を縮めることを許さない。守備でもハードに仕掛け、相手の得点をシャットアウトすると、#33 ムーニーのジャンパー、ゴール下、さらにスティールから#34 スミスがダンクを叩き込むなど躍動を魅せてリードを守り前半を折り返す。
千葉 64‐50 琉球
Q開始から#2 富樫、#1 ダンカン、#31 原が連続で3Pを決める好スタートを切ると、スティールから#33 ムーニーがバスケットカウントを決め、点差は一気に22点となる。琉球#7 ダーラムにゴール下、#3 並里に3P、レイアップと連続で得点を許してしまうも#21 エドワーズ、#34 スミスが3Pを立て続けに決め、点差は動かない。しかしターンオーバーから相手の得点へ繋がるなどミスが目立ってきたところで千葉はタイムアウト。
タイムアウト明け、早速#34 スミスがバスケットカウントを決めチームを鼓舞するも、琉球#45 クーリーに連続でインサイドからの得点を許し、積み上げたリードをジワジワと詰められたところで試合は運命の最終Qへ。
千葉 92‐87 琉球
Q開始から猛追してくる琉球にフリースロー、ゴール下と得点を許し、開始2分で点差を一桁まで縮められてしまう。途中出場した#2 富樫が3Pを沈めチームを鼓舞するも、琉球の猛攻は止まらずリードは2点に。#21 エドワーズがジャンパーで繋ぐが、琉球#14 岸本、#13 エバンスの得点で遂に逆転されてしまう。だが、対する千葉も#34 スミスが3P、#21 エドワーズがレイアップを決め両者一歩も譲らぬデッドヒートが展開される。
Q中盤、琉球のタフなディフェンスにターンオーバーが目立ちはじめ、琉球#4 フリッピンにダンクを許すなど流れを掴めない千葉だったが、#2 富樫が3P、#1 ダンカンがゴール下を沈め、残り2分18秒で5点リードに。その後、嵩んだチームファウルに苦しみながらも最後まで戦い続け、5点のリードを守り切りファイナルへの切符を手にした。
ヘッドコーチコメント
大野 篤史
今の状況で言い訳を探すんではなく、ホーム開催の天皇杯SFという中、大切なブースターの皆さんの前で自分達が今出来るベストを尽くそうと話して臨みました。40分間戦えたとは言えないかもしれませんが、琉球さんのフィジカルさに負けないように選手達が頑張ってくれたと思います。
©CHIBAJETS FUNABASHI/PHOTO:Atsushi Sasaki
選手コメント
富樫 勇樹
前回の試合もその前がかなり空いていたので実質約1ヶ月で1試合しか出来てないという中で不安なところはあったと思うんですが、それをチームでカバーして戦うことが出来た凄くいいゲームだったと思います。リーグ戦を戦いながら、決勝に向けてもしっかり準備したいと思います。
©CHIBAJETS FUNABASHI/PHOTO:Atsushi Sasaki
西村 文男
まずフリースローが入ってホッとしてます。途中でひっくり返された時にチームが気持ちを切らさず最後までやるべき事をやって戦えたというのが大きかったと思います。このままの勢いで決勝を戦いたかったですが、期間が空くのでまた皆で同じ方向を見て準備していきたいと思います。
©CHIBAJETS FUNABASHI/PHOTO:Atsushi Sasaki