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HOME > ニュース > B.LEAGUE 2023-24シーズン ロスター決定のお知らせ

B.LEAGUE 2023-24シーズン ロスター決定のお知らせ

 


日頃より千葉ジェッツふなばしへ熱い応炎を賜り、誠にありがとうございます。

このたび千葉ジェッツふなばしではB.LEAGUE2023-24シーズンのロスターが決定いたしましたので、改めて2023-24シーズンを戦い抜くメンバーをご紹介いたします。

ジョン・パトリック(John Patrick)ヘッドコーチ
  • 生年月日:1968年2月29日
    出身地:アメリカ
    経歴:
    ・1999-2002 JBL スーパーリーグ ボッシュブルーウィンズ ヘッドコーチ
    ・2003-2005 ドイツ ProA Gottingenヘッドコーチ
    ・2005-2006 JBL スーパーリーグ トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京) ヘッドコーチ
    ・2006-2007 ドイツ ProA Gottingen(ドイツ)ヘッドコーチ
    ・2007-2011 ドイツ ブンデスリーガ Gottingen ヘッドコーチ
    ・2011-2012 ドイツブンデスリーガ s.Oliver Wurzburg ヘッドコーチ
    ・2013-2022 ドイツブンデスリーガ MHP Riesen Ludwigsburg ヘッドコーチ
    ・2022‐ 千葉ジェッツヘッドコーチ

    受賞歴・実績:
    ・2005-2006 JBL スーパーリーグ  リーグ優勝
    ・2005‐2006 JBL スーパーリーグ  コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞
    ・2006‐2007 ドイツ ProA  リーグ優勝
    ・2006-2007 ドイツ ProA  ブンデスリーガ コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞
    ・2008-2009 ドイツ ブンデスリーガ  コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞
    ・2009-2010 ドイツ ブンデスリーガ  リーグ優勝
    ・2009-2010 ドイツ ブンデスリーガ  コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞
    ・2017-2018 ドイツブンデスリーガ  チャンピオンズリーグ コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞
    ・2020‐2021 ドイツブンデスリーガ  ブンデスリーガ コーチ・オブ・ザ・イヤー受賞

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小川 伸也(Shinya Ogawa)トップアシスタントコーチ
  • 生年月日:1983年8月16日
    出身校:法政大学
    出身地:滋賀県
    経歴:
    〈選手歴〉
    2006‐07 黒田電気ブリット・スピリッツ
    2007‐08 富山グラウジーズ
    2008‐15 滋賀レイクスターズ

    〈コーチ歴〉
    2015-16 滋賀レイクスターズ アドバイザリーコーチ
    2017-20 滋賀レイクスターズ アシスタントコーチ
    2020-22 京都ハンナリーズヘッドコーチ
    2022‐23 千葉ジェッツアシスタントコーチ
    2023‐ 千葉ジェッツトップアシスタントコーチ

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稲垣 敦 (Atsushi Inagaki)アシスタントコーチ
  • 生年月日:1984年4月16日
    出身校:カリフォルニア州立大学チコ校
    出身地:東京都
    選手歴:
    2008-09 埼玉ブロンコス
    2009-10 Seattle Zhen Gan
    2010-11 Ammerud Basket
    2012 Monteporzio basket
    静岡ジムラッツ
    2013-15 富山グラウジーズ
    2015-16 横浜ビー・コルセアーズ
    コーチ歴:
    2017-18 群馬クレインサンダーズ アシスタントコーチ
    2018-20 宇都宮ブレックス アシスタントコーチ
    2021-22 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ アシスタントコーチ
    2022‐23 琉球ゴールデンキングス アシスタントコーチ
    2023-    千葉ジェッツアシスタントコーチ

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半杭 隆治(Ryuji Hangui)スカウティングコーチ
  • 生年月日:1998年10月3日
    出身校:東海大学
    出身地:東京都
    経歴:
    2021‐22 新潟アルビレックスBB ビデオコーディネーター
    2022‐23 千葉ジェッツビデオアナリスト
    2023‐ 千葉ジェッツスカウティングコーチ

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吉田 修久(Nobuhisa Yoshida)ディレクターオブスポーツパフォーマンス&プレイヤーディベロップメント
  • 生年月日:1979年4月4日
    出身校:イースト・テネシー州立大学 博士課程ABD
    出身地:山口県
    経歴:
    1999-2002 トレド大学 ストレングス&コンディショニングインターン
    2002-2004 明治大学 ストレングス&コンディショニングコーチ
    2004-2010 江戸川大学 ヘッドストレングス&コンディショニングコーチ
    2010-2011 フロリダ大学大学院 グラデュエイト・ストレングス&コンディショニングアシスタント
    2011-2013 NBAサンアントニオ・スパーズ アスレティックパフォーマンスアシスタント
    2014-2015 イースト・テネシー州立大学 ストレングス&コンディショニングコーチ
    2015-2017 ミリガンカレッジ スポーツサイエンティスト/ヘッド ストレングス&コンディショニングコーチ
    2017-18 アースフレンズ東京Z パフォーマンスディレクター/スポーツサイエンティスト
    2018-22 サンロッカーズ渋谷 スポーツサイエンス&パフォーマンスディレクター
    2022‐ 千葉ジェッツ ディレクターオブスポーツパフォーマンス&プレイヤーディベロップメント

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名取 謙 (Ken Natori)ストレングス&コンディショニングコーチ
  • 生年月日:1994年9月13日
    出身校:東海大学
    出身地:長野県
    経歴:
    2017-2023 千葉県立八千代高等学校バスケットボール部 S&Cコーチ
    2019‐2021 東海大学男子バスケットボール部S&Cコーチ
    2019-2021 トヨタ紡織サンシャインラビッツS&Cコーチ
    2020-23 千葉ジェッツユース S&Cコーチ
    2023‐ 千葉ジェッツS&Cコーチ

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櫻井 真哉(Shinya Sakurai)ヘッドアスレティックトレーナー
  • 生年月日:1988年11月21日
    出身校:テキサス州立大学大学院
    出身地:東京都
    経歴:
    2015-2017 テキサス州立大学 グラデュエイトアシスタントアスレティックトレーナー
    2017-18 群馬クレインサンダーズ アスレティックトレーナー
    2018-20 秋田ノーザンハピネッツ アスレティックトレーナー
    2020-21 サンロッカーズ渋谷 アスレティックトレーナー
    2022‐ 千葉ジェッツヘッドアスレティックトレーナー

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齊藤 楓(Kaede Saito)【アスレティックトレーナー】
  • 生年月日:1995年9月15日
    出身校:札幌スポーツ&メディカル専門学校
    出身地:北海道
    経歴:
    2017-19 群馬クレインサンダーズ
    2019-22 千葉ジェッツU15 アスレティックトレーナー
    2021‐22 千葉ジェッツアシスタントアスレティックトレーナー
    2022‐ 千葉ジェッツアスレティックトレーナー

太細 由香利(Yukari Dasai)トレーナー
  • 生年月日:1989年6月28日
    出身校:日本鍼灸理療専門学校
    出身地:埼玉県
    経歴:
    2016-2017 大塚商会レッドアルファーズ(関東実業団)トレーナー
    2018-22 サンロッカーズ渋谷 トレーナー
    2022‐ 千葉ジェッツトレーナー

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阿部 桃二香(Monica Abe)通訳
  • 生年月日:1990年3月2日
    出身校:立教大学
    出身地:東京都
    経歴:
    2014-19 横浜エクセレンス 通訳
    2019‐22 横浜エクセレンス 通訳/チームディレクター
    2022‐ 千葉ジェッツ 通訳

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山口眞衣(Mai Yamaguchi)【マネージャー】
  • 生年月日:1992年3月24日
    出身校:履正社医療スポーツ専門学校
    出身地:大阪府
    経歴:
    2016-18 西宮ストークス
    2018-21 広島ドラゴンフライズ
    2021-  千葉ジェッツ

小井土 幸恵(Sachie Koido)栄養士
  • 生年月日:1979年2月13日
    出身校:筑波大学大学院
    出身地:千葉県
    経歴:
    2006-2008 HRC(ホンダレーシング)栄養士
    2007-2008 サントリーサンゴリアス栄養士
    2017-2020 法政大学アメリカンフットボール部栄養アドバイザー
    2020-2022 帝京大学硬式野球部、女子柔道部栄養士
    2022‐ 千葉ジェッツ栄養士

#2 富樫 勇樹(Yuki Togashi)
  • ・ポジション:PG
    ・身長/体重:167cm / 65kg
    ・生年月日:1993年7月30日
    ・出身地:新潟県
    ・出身校:モントロス・クリスチャン高校
    ・国籍:日本
    ・経歴:
    2012-14 秋田ノーザンハピネッツ
    2014-15 テキサス・レジェンズ(NBA Dリーグ)
    2015-   千葉ジェッツ

    ・代表歴:
    2014 アジア競技大会
    2019 ワールドカップ予選
    2020 第32回オリンピック競技大会
    2022 日本代表 (FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選 Window2、3)
    2023 FIBAバスケットボールW杯2023 日本代表候補

#3 小川 麻斗(Asato Ogawa)
  • ・背番号:3
    ・ポジション: PG
    ・身長・体重:176cm / 76kg
    ・生年月日: 2001年8月23日
    ・出身地:福岡県
    ・出身校:日本体育大学
    ・国籍: 日本
    ・経歴:
    2022‐ 千葉ジェッツ

    ・代表歴:
    U22日本代表候補
    2022 3×3 U21 日本代表

#5 ジャスティン・マッツ(Justyn Mutts)
  • 背番号:5
    ポジション:PF/SF
    生年月日:1999年1月4日
    出身地:アメリカ
    出身校:バージニア工科大学
    身長/体重:201cm/100kg
    国籍:アメリカ
    経歴:
    2019-20 University of Delaware
    2020-23 Virginia Tech
    2023‐ 千葉ジェッツ

#9 二上 耀(Hikaru Futagami)
  • ・ポジション: SG
    ・身長・体重:190cm / 87kg
    ・生年月日: 1999年4月13日
    ・出身地:福井県
    ・出身校:筑波大学
    ・国籍: 日本
    ・経歴: 2021- 千葉ジェッツ(2021-22シーズンは特別指定選手として活動)

    ・代表歴:
    U22日本代表

#11 西村 文男(Fumio Nishimura)
  • ・ポジション:PG
    ・身長/体重:177cm / 72kg
    ・生年月日:1986年9月24日
    ・出身地:三重県
    ・出身校:東海大学
    ・国籍:日本
    ・経歴:
    2009-14 日立サンロッカーズ/日立サンロッカーズ東京
    2014-  千葉ジェッツ

    ・代表歴:
    2009 ユニバーシアード
    2009 東アジア競技大会
    2011 第33回ウィリアム・ジョーンズカップ

#12 金近 廉 (Ren Kanechika)
  • ・背番号:12
    ・ポジション: SF
    ・身長・体重:196cm / 88kg
    ・生年月日: 2003年3月11日
    ・出身地:大阪府
    ・出身校:東海大学
    ・国籍: 日本
    ・経歴:
    2022‐23 千葉ジェッツ 練習生
    2023‐ 千葉ジェッツ

    <選抜歴>
    ・U16 日本代表
    ・U19 日本代表
    ・U22 日本代表
    ・2023 A代表
    ・2023 FIBAバスケットボールW杯2023 日本代表候補

#13 大倉 颯太(Sota Okura)
  • ・ポジション: PG/SG
    ・身長・体重:185cm / 83kg
    ・生年月日: 1999年5月28日
    ・出身地:石川県
    ・出身校:東海大学
    ・国籍: 日本
    ・経歴:
    2019-20 千葉ジェッツ 特別指定選手
    2020-21 千葉ジェッツ特別指定選手
    2021- 千葉ジェッツ

    ・代表歴
    U22日本代表

#20 ディー・ジェイ・ステフェンズ(D.J.Stephens)
  • 背番号:20
    ポジション:SF/PF
    生年月日:1990 年12月19日
    出身地:アメリカ
    出身校:メンフィス大学
    身長/体重:198cm/85kg
    国籍:アメリカ
    経歴:
    2013-14 Ilisiakos(ギリシャ1部)
    2013-14 Milwaukee Bucks(NBA)
    2013-14 Anadolu Efes(トルコ1部)
    2014-15 Zenit St. Petersburg(ロシアVTBユナイテッドリーグ/ユーロカップ)
    2015-16 Cleveland Charge(NBA G League)
    2015-16 Iowa Wolves(NBA G League)
    2016-17 Budivelnyk Kyiv(NBA G League)
    2016-17 Vaqueros de Bayamón(プエルトリコ1部)
    2017-18 Le Mans Sarthe Basket (フランス1部)
    2018-19 Memphis Grizzlies(NBA)
    2018-19 Memphis Hustle(NBA G League)
    2019-20 Le Mans Sarthe Basket(フランス1部)
    2020-21 BC Prometey(ウクライナ1部/ユーロカップ)
    2021-22 BC Prometey(ウクライナ1部/バスケットボール・チャンピオンズリーグ)
    2021-22 Fos Provence Basket(フランス1部)
    2022-23 BC Prometey(ラトビア・エストニアリーグ/ユーロカップ)
    2023‐ 千葉ジェッツ

    主なタイトル:
    2016-17 Ukrainian National Championship
    2017 Ukrainian All Star Game
    2017-18 French National Championship
    2018 French All Star Game
    2020-21 Ukrainian National Championship
    2021 Ukrianian Super Cup championship
    2022-23 Latvian-Estonian League Championship
    2022-23 All-EuroCup First Team

#25 荒尾 岳(Gaku Arao)
  • ポジション:PF
    身長/体重:198cm /105kg
    生年月日:1987年1月15日
    出身地:富山県
    出身校:青山学院大学
    国籍:日本
    経歴:
    2009-13 トヨタ自動車アルバルク(現:アルバルク東京)
    2013-18 千葉ジェッツ
    2018-20 滋賀レイクスターズ
    2020-21 広島ドラゴンフライズ
    2021-22 仙台89ERS
    2022‐ 千葉ジェッツ

    代表歴:
    2004  アジアジュニア選手権
    2009  東アジア大会
    2011  第33回ウィリアム・ジョーンズカップ
    2015  第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会
    2015  第37回ウィリアム・ジョーンズカップ

#31 原 修太(Shuta Hara)
  • ・ポジション:SG/SF
    ・身長/体重:187cm / 96kg
    ・生年月日:1993年12月17日
    ・出身地:千葉県
    ・出身校:国士舘大学
    ・国籍:日本
    ・経歴:
    2015- 千葉ジェッツ

    ・代表歴:
    2015年、2017年ユニバーシアード
    3×3日本代表
    2023 FIBAバスケットボールW杯2023 日本代表候補

#33 ジョン・ムーニー(John Mooney)
  • ・ポジション:PF/C
    ・身長/体重:206cm/111kg
    ・生年月日:1998年3月20日
    ・出身地:アメリカ合衆国
    ・出身校:ノートルダム大学
    ・国籍:アメリカ合衆国
    ・経歴:
    2020-21 Perth Wildcats (オーストラリアNBL)
    2021‐  千葉ジェッツ

#50 アイラ・ブラウン (Ira Brown)
  • 背番号:50
    ポジション:SF/PF
    生年月日:1982年8月3日
    出身地:アメリカ
    出身校:ゴンザガ大学
    身長/体重:193cm/107kg
    国籍:日本
    経歴:
    2010 Coras de Tepic (メキシコ)
    2010-11 Asociación Española (アルゼンチン)・San Miguel Beermen (フィリピン)
    2011 Lagartos UAN de Tepic (メキシコ)
    2011-14 富山グラウジーズ
    2014-17 日立サンロッカーズ東京 (2016-17:サンロッカーズ渋谷)
    2017-19 琉球ゴールデンキングス
    2019-23 大阪エヴェッサ
    2023‐ 千葉ジェッツ

    代表歴:
    2016年 2016 FIBA ASIAチャレンジ
    2017年 東アジアバスケットボール選手権大会2017/バスケットボール男子日本代表国際強化試合2017
                  FIBA ASIA カップ2017
    2018年 FIBAバスケットボールワールドカップ2019
    2019年 3x3 バスケットボール 男子日本代表候補
    2020年 3x3 バスケットボール 男子日本代表候補
    2021年 3x3 バスケットボール 男子日本代表候補
    2021年 東京2020オリンピック 3x3日本代表

2023-24シーズン チーム編成について

いつも千葉ジェッツへ多大なるご支援、ご声炎をいただき誠にありがとうございます。

大変長らくお待たせいたしました。本日のJustyn Mutts選手のリリースを持ちまして、今シーズンの現時点でのロスターが確定となりましたのでご報告いたします。

振り返りますと、昨シーズンは波乱の幕開けからのスタートとなり、シーズンの途中では試練とも言えるような、とても一筋縄では進めることのできない山あり谷ありのシーズンでしたが、皆さまからの大きな大きな支えがあり、千葉ジェッツにとっても皆さまにとっても「特別な」シーズンだったかと思います。

チームの記録や記憶はすでに皆さまのご存知の通りかと思いますが、経営面においても過去最大の売上高を更新することができ、改めまして、皆さまからのサポートに御礼申し上げます。

さて、今シーズンの編成においては、先日の米山選手の期限付き移籍の際もコメントさせていただきましたが、昨シーズン終了後から大変多くの選手の移籍があり、残念な気持ちになっている方が多くいらっしゃると思います。この点については、GMである私の責任にございます。心よりお詫び申し上げます。

今シーズンの千葉ジェッツはアリーナ完成を翌年に控えた大事な一年であり、クラブとして多くの支出を想定しております。今季は、チーム編成に対してこれまでのような投資をすることは難しいという方針の中で進めざるを得ませんでした。また、同時に他のクラブで大きな投資もある中で、編成プランをいくつも考えながら数ヶ月進めてきましたが、なかなか想定通り進めることができず試行錯誤の編成期間となりました。

しかしながら、千葉ジェッツはこれまで作り上げてきたカルチャーとともに優勝を求められるクラブであり、どんな理由があれども毎年レベルアップを図っていかなければなりません。

昨シーズンはファイナルさえ除けば最高のシーズンであったとは言えますが、Bリーグではファイナルで勝利することが最高の名誉であると考えています。

昨シーズンは、期初に立てたコンセプトや、千葉ジェッツのスタイルであるアグレッシブなディフェンスとアップテンポで速い展開のバスケットへ原点回帰するという意味では体現することができました。しかし、リーグの外国籍選手のレベルアップとともにゲームの強度も上がり、リーグ全体的にみても多くの怪我人が出たシーズンであり、私たちもその課題に直面し、特に終盤にかけてコントロールの難しさに頭を悩ませておりました。

Bリーグファイナルに照準を合わせることが2022-23シーズン最大の課題であり、これに対し今シーズンはプロセスからアプローチの変化をしていかなければなりません。特に千葉ジェッツのスタイルを確立するためには、さらに強い「メンタリティ」、そしてより「フィジカリティ」を求めることが重要になると考えております。

何より個でなく、「チームバスケット」の重要性をファイナルでの敗戦を受けて学び、チーム全員が共通言語・共通理解を深め、改めて「組織力」で戦うことを目指していきたいと考えております。

そのような考えの下、試行錯誤をしながら進めてきた今シーズンの編成ですが、結果としてこれらを求めて戦っていくメンバーとして更にレベルアップを図れる編成を組むことができたと考えております。この考え方を体現できれば、今まで以上にブレない強さや、熱量の高いバスケットで、皆さまにより熱狂的な体験をお届けすることができると確信しております。

それでは2023-24シーズン千葉ジェッツのロスターをご紹介いたします。

【コーチングスタッフについて】

ヘッドコーチは昨シーズンリーグ史上No. 1の勝率を記録し、新しい千葉ジェッツの強さを作り上げたジョン・パトリックコーチが継続となりました。千葉ジェッツが目指すスタイルに、更なる磨きをかけて、より速く・より強く進化させてくれることと思います。

アシスタントコーチでは昨シーズンチームの精神的な支えとして大きく貢献してくれた小川伸也コーチをトップアシスタントコーチとし、チームのメンタル面、戦術面共に貢献を期待し、更にヘッドコーチの右腕として役割を担ってもらいます。

そして、もう1人のアシスタントコーチには千葉ジェッツのバスケットスタイルに新たなスパイスを加えてくれることに期待し、稲垣敦コーチに加入してもらいます。彼は海外での経験も豊富であり、バスケットボールIQが非常に高く、分析からプレイヤーディベロップメントまで対応できる非常に能力の高いコーチです。攻守ともに、バリエーション豊富な様々なアイデアをインプットしてくれるでしょう。

最後に千葉ジェッツの元気印とも言える半杭隆治VAにはコーチに昇格してもらい、スカウティングコーチとして、普段の練習からゲームまでの分析と、選手たちのスキルアップも担ってもらいます。彼は昨シーズンから自分の領域以外も積極的に動き、また持ち前のキャラクターで選手たちの心も掴み、チーム内の評価は非常に高いスタッフです。彼がコーチに昇格することで更に能力を最大化し勝利に貢献してくれることを期待しております。

【パフォーマンス&コンディショニングスタッフについて】

千葉ジェッツでこのポジションに所属しているスタッフたちは、リーグNo. 1と言っても過言ではないと思っております。選手のパフォーマンス向上になくてはならない存在であり、昨シーズン選手が怪我等で離脱し、メンバーが変わっても強さを維持できたのは彼ら功績でもあります。

そのスタッフ達をまとめるのが、昨シーズンに引き続き吉田修久パフォーマンスディレクターと櫻井真哉ヘッドアスレティックトレーナーです。パフォーマンスとコンディショニングの両側面から分析をし、選手一人一人をゲームに向けてアプローチしていきます。

彼らと共に大きな役割を担うのが継続の齊藤楓アスレティックトレーナーと太細由香利トレーナーです。齊藤ATは日々のケアはもちろんのこと、選手のリハビリ時に脳や意識的な特殊なアプローチで選手の早期復帰とレベルアップを図ります。太細トレーナーは所謂ゴッドハンドと言われる治療をメインに担当し、選手からの高評価を受けており、彼女なくしてはタフなシーズンを乗り切ることのできない貴重なトレーナーです。

続いて選手の栄養面で支える小井土幸恵栄養士も継続となりました。専門的な知識で遠征時の食事管理や普段のロックアイスベースでの食事のチェックと、食事の管理はもちろんのことサプリメントやプロテイン摂取のサポートも担っています。選手の自己管理能力の向上を促し、更なる選手のパフォーマンスアップに貢献してくれています。

最後に、新たにストレングス&コンディショニングコーチにユースから名取謙ストレングス&コンディショニングコーチが加わりました。彼はこれまでユースに所属しており、ユースチームのフィジカルアップに大きく貢献したS&Cコーチです。その活躍ぶりを評価させていただき、今シーズンよりコールアップ致しました。彼は「選手ファースト」で常に考えることができ、既にトップチームの選手からも信頼が厚く、今シーズンの「フィジカリティ」に大きく貢献くれることと思います。

昨シーズントップに所属していた野島S&Cコーチは自身の成長のため今シーズンはユースに所属を置き活躍の場を変更となりますが、日頃よりトップとユースは密に連携しており、彼もトップチームを陰で支えてくれますので、昨シーズン以上に更に強い組織になると考えております。

【マネジメントスタッフについて】

このポジションが、チームを安定運用していく上でとても重要な部分を担っているということを皆さまに改めてお伝えしたと思います。

千葉ジェッツのように個性あふれる選手たちをまとめることは、彼女たち抜きでは容易なことではありません。日々の練習からゲームまで、全員がストレスなくチームをマネジメントできることは、勝利にも大きく影響します。彼女たちの頑張りや苦悩はあまり表には出ませんが、彼女たちの努力があってこそです。今シーズンも山口眞衣 マネージャーと阿部桃二香通訳が継続となりました。マイとモニカのこの2人のコンビネーションに今シーズンもご注目ください。

以上が2023-24シーズンチームスタッフとなります。今シーズンも「組織」でチームをマネジメントし、強固にチームを構築していきます。

それでは選手の紹介です。チームのコアとなるベテラン選手、チームのエースとなる中堅選手、そして将来有望な若手選手たち、大黒柱である外国籍選手と、タレントとバランスの取れた継続選手の9名に加えて、3名の新戦力の12名でスタートすることとなります。今シーズンも千葉ジェッツのコンセプトを最大化できるメンバー揃いました。

【契約継続選手について】

まずは最初に昨季より契約を継続した選手から、改めてご紹介いたします。

ガードではこれまで幾度と困難をくぐり抜けてきた、エースの富樫勇樹選手とベテランの西村文男選手が言うまでもなく今シーズンも健在です。彼らが今シーズンも千葉ジェッツを牽引してくれることと思います。

そして昨年途中から加入し、攻守ともにチームに貢献。千葉ジェッツの窮地を救った小川麻斗選手が更にプロのコートにアジャストし、サプライズな働きを今シーズンも続けてくれるでしょう。

今シーズン再注目すべきが大倉颯太選手とシューティングガードの二上耀選手です。彼らのカムバックは今シーズンの千葉ジェッツの大きな武器となるでしょう。大怪我をしたとは思えない状態で既に戻ってきてくれています。彼らは昨シーズン悔しい思いをしたことで、今シーズンに懸ける気持ちは誰よりも強く、優勝することにフォーカスしています。高いパフォーマンスを維持し、必ず皆さまを驚かせる活躍をしてくれますのでご期待ください。

そしてシューティングガード/スモールフォワードでは、昨シーズン大ブレイクした原修太選手が、今シーズンも千葉ジェッツの攻守の要としてリードしてくれると思います。パトリックHCに本来の力を見出され、彼自身も自信が確信に変わったシーズンであり、強いフィジカルと高確率なアウトサイドシュートで富樫勇樹選手とともにエースとして貢献してくれるでしょう。

続いてスーパールーキー金近廉選手です。昨シーズンは千葉ジェッツのユニフォーム姿でプレーすることは叶いませんでしたが、既に練習時から高いパフォーマンスを連発しており、パフォーマンスチーム主導で進めていた「金近廉プロジェクト」により更にレベルアップし、今シーズン皆さまの記憶に刻まれるシーズンを送ることになるでしょう。
高確率なアウトサイドシュートと、ダンクに持っていけるフィニッシュで得点を量産することと思います。ディフェンス面においても高さとフィジカルで原選手と同様に外国籍選手とマッチアップし、ディフェンスリーダーとしても期待しております。

最後にベテランパワーフォワードの荒尾岳選手です。見事にパトリックHCの求めるバスケットに応え、ショートタイムでも職人的にチームに貢献してくれました。強いフィジカルで外国籍選手にマッチアップすることで、昨シーズンにおける外国籍選手の怪我や欠場を見事にバックアップしてくれました。天皇杯優勝の彼の貢献度は非常に高いと考えています。また、西村文男選手とともにチームの精神的支柱としての貢献度も高く、練習での姿勢や、オフでも体育館に来てトレーニングする姿は若手選手の素晴らしい手本となっていました。彼がいることの重要性はチームの誰しもが認める存在です。

インサイドの要となるのが千葉ジェッツの大黒柱、ジョン・ムーニー選手です。リバウンドやペイントエリアの高確率なシュート、フィニッシュプレーに加えて、パトリックHCが求める3Pにも見事にアジャストし、プレーの幅は年々増加しております。ディフェンス面での貢献は非常に高く、今シーズンは昨シーズン以上にチーム全体引っ張る存在となり、優勝へと導いてくれるでしょう。

【新規加入選手について】

帰化枠の選手として大阪エヴェッサからアイラ・ブラウン選手が加わります。
彼の年齢を感じさせないフィジカルの強さとアウトサイドのシュート力を高く評価しており、パトリックHCが求める4アウト、5アウトのポジションレスのバスケットに必ずアジャストしてくれると考えております。彼にはフィジカルを活かして、インサイドでの起用をし、ディフェンス面やリバウンド、PnRプレーでの貢献を大きく期待しております。

新外国籍選手1人目はDJ・ステフェンズ選手です。
彼はダンカーとして既にNBAやヨーロッパでも有名な選手ですが、活躍の場をヨーロッパに移してからはスナイパーとしての役割も果たし、アウトサイドシュートも得意としている選手です。今シーズンユーロカップのベスト5にも選出されており、年齢は32歳ですが、年々キャリアアップしています。

オフボールでの動きやカッティングが非常に上手く、パトリックHCが求めることにしっかりアジャストしてくれると考えております。また、少し細身ではありますが、強烈な身体能力を用いたマルチポジションのディフェンス力も武器であり、リバウンドやブロックだけでなく、脚もある素晴らしいディフェンダーでもあります。オフェンスではダンクに注目されがちですが、非常に効率の良いプレイをし、スポットアップシューターとして昨シーズン国内リーグでの3pt成功率は45%超えております。千葉ジェッツのスタイルであるアップテンポなバスケットで高いパフォーマンスを披露してくれると期待しております。

新外国籍選手2人目はジャスティン・マッツ選手です。
彼はスモールファワードからセンターまでのマルチなポジションをこなすことができる、オールラウンドタイプのパワーフォワードです。
大卒の選手になりますのでプロ経験はないですが、インサイドでもアウトサイドでも高い得点能力を持っている選手であり、注目すべきはバスケットボールIQが非常に高く、「チームバスケット」にフィットできることです。アシスト能力にも長けており、彼から更にバリエーションの高いバスケットを披露できると思います。また、ウイングスパンが220cmという脅威の長さを誇っており、素晴らしいディフェンス力に加えリバウンドでも貢献してくれるでしょう。チームのために身体を張り、ハッスルできる点も非常に高く評価しております。

以上が現時点での選手12名の紹介となります。
全体を通して、昨シーズンから比較するとサイズダウンしており、Bリーグのトレンドから考えても一線を画す編成になりますが、パトリックHCは高さのあるバスケットより機動力を重視するバスケットを得意としており、それらの考え方を今シーズンはより採り入れながら選手の選考をしております。昨シーズンも既に証明済みではありますが、それ以上にオールコートで当たる激しいディフェンスやトラップで仕掛けるディフェンスとスピード感溢れるアップテンポな展開をお楽しみいただけると考えております。

また、選手登録残りはプロ選手枠では1枠、特別指定選手2枠、新たに昨シーズンより新設されておりますユース特別枠2枠、そしてU 22の2枠を残しておりますが、状況を見ながら、中長期的な視野とチームがレベルアップできることを考えながら進めて参ります。また練習生も数名検討しており、近日中にこちらも発表させていただきます。

今シーズンの千葉ジェッツはコアな選手は残ってくれましたが、冒頭でもお伝えさせていただいております通り、長年在籍した選手やエース級の活躍をしてくれた選手が移籍してしまったこと、更には昨年の結果から、とてもプレッシャーのかかるチャレンジングなシーズンスタートになると思います。しかしながら、私たちにはどのような困難も乗り越えることのできるカルチャーがあり、揺るぎない強い組織力で更にレベルアップを目指していきます。

そして、私たちには最大の強みである千葉ジェッツブースターの皆さまがいてくれることで、大きな壁も乗り越えられると確信しています。

今シーズンも「千葉ジェッツを取り巻く全ての人たちとともにハッピーになる」ということを実現し、皆さまの期待にも応え、リーグを代表するリーディングカンパニーとして、リーグ全体を牽引し、前人未到のタイトル全ての獲得を狙いにいきます。

また、今シーズンは船橋アリーナラストイヤーでもあります。千葉ジェッツの歴史を見守り続けてくれた感謝の意味を込めて、必ず良いシーズンにしなくてはなりません!皆さまともに「ジェッツ一丸」で2023-24シーズンもてっぺんを獲りにいきましょう!!

後ほどプレシーズンゲームの概要も発表させていただきますが、チーム一同、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。今シーズンもともに戦ってください!!

最後に、今千葉ジェッツを代表して、富樫勇樹選手、原修太選手、金近廉選手の3選手が日の丸を背負い、ワールドカップメンバ−に残るためにしのぎを削り、頑張ってくれています。まだ強化試合は残っておりますので、千葉ジェッツブースターの皆さま、できるだけ現地応援に行っていただき、彼らのサポートをお願いいたします。勇樹、原ちゃん、廉頑張れ!!!
 

株式会社千葉ジェッツふなばし
取締役ゼネラルマネージャー  池内勇太

 

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