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遂に出航!!悔しい敗戦も開幕へ多くの収穫を得た

bjリーグ2011-2012シーズン プレシーズンゲーム千葉ジェッツ対秋田ノーザンハピネッツ

9月3日(土)船橋アリーナ

15:00試合開始

千葉ジェッツ 78-98 秋田ノーザンハピネッツ

1Q    19-31

2Q    18-17

3Q    17-23

4Q    24-27

<試合前レポート>

藤代孝七船橋市長の挨拶で始まったオープニングセレモニーで、迫力満点の太鼓パフォーマンスと千葉ジェッツエンターテイメントのダンスが会場に駆けつけたムードが高めてくれた。開場時刻の13時には入り口前に多くのファンが詰めかけ、こどもたちやバスケ部仲間の姿もたくさん。ホーム開幕戦のチケットブースを訪れる人たちの姿も見られた。

 

<1Q>

ジェッツのファーストシュート田中。ティップオフ後すぐ、カットインからレイアップを狙うもファウルで止められる。待望の初ゴールは田中のその次のシュート。外で受けるとフェイクでマークを外し、レイアップを沈めた。ジェッツはインサイドでの攻撃で多くのフリースローを得る。最初の5本こそ外したが、中盤以降は好確率で貴重な得点源に。ハーグローはスティールから速攻でレイアップを決め、オフェンスを組み立て、シュートも狙うなど積極性を見せている。

 

<2Q>

開始直後に田中が豪快なブロックを決めて場内を沸かせる。序盤オフェンスはなかなか決まらないが、ディフェンスで確実にリバウンドをとって食らいつく。そしてリバウンドからの速攻の機会では、外で待った石田にボールが渡り、フリーで3ポイントを成功。終盤にはリーチが活躍。連続でブロックショットを決めると、オフェンスでもリバウンドを拾って押し込む。最後もリーチがゴール下で決めて1点つめて前半を終えた。

<3Q>

後半のスタートもリーチから。ダブルチームを苦にせず、高さを披露。オフェンスはリーチを経由してメイク。自ら狙い、時にはフリーの選手に繋ぐ。引き離れかけたところを中村が2本連続で決めて勢いを呼び戻す。ディフェンスではオールコートでプレスを仕掛け、相手のミスを誘う。ディフェンスリバウンドの安定感は変わらず、落ちたシュートを確実に拾ってジェッツのオフェンスに繋いでいく

<4Q>

佐藤、ハーグローが連続得点を決めると、直後には2人が激しいプレスでボールを奪い、佐藤が決め手3連続得点で追い上げムードに。ハーグローは1on1で次々にアタック。切れ込んでレイアップを放ち、フリースローをもらって冷静に沈める。相手の注意がハーグローに集中したときは、パスを回し中村がミドルを沈めた。終盤はパス回しが決まり、チーム全体で得点を重ねる。

しかし、相手のクロフォードの連続3ポイントなどでなどで離されてしまい、78対98で敗戦。初陣を勝利で飾ることはできなかった

 

いよいよ迎えたこの日。

船橋アリーナには2087人の観客が訪れ、千葉ジェッツの初フライトを見守った。

終止安定していたのがディフェンスリバウンド。高さのあるリーチを中心に一回で拾い、オフェンスに繋げる姿勢は最後まで保たれていた。オールコートプレスを仕掛け、相手のターンオーバから得点に繋げるスタイルは練習を積んで磨きをかければ、対戦する相手の脅威にできるだろう。

ハーグローを筆頭に1on1は十分通用。初戦からパスを繋いで得点するシーンがいくつか見られたのも収穫。ロスター全員が長い時間出場し、ゲームの緊張感掴めたはずだ。

ノーザンハピネッツのガーデナーの素早いクイックネスとクロフォードの巨漢に不釣り合いなアウトサイドの精度に苦戦し、試合には敗れたが、第2クォーターで差を縮めたことと、終盤の粘りからリーグで戦えることを証明できた価値ある初陣だった。

残り1ヵ月。チームの完成度を高めていき、万全の状態で開幕を迎えたい。

 

<試合後コメント>

エリック・ガードーヘッドコーチ

「全体練習がまだ20日ほどしかできていない状態でしたが、試合の中で自分たちのプレーもできました。試合での相手のプレッシャーも知ることができた。早いスピードについていき、イージーなミスがなくなるよう、もっとコンディションを上げていきたいですね。ジェッツをリーグのTOP4に入れるチームにしたいと思っています。」

 

<板倉令奈選手>

「80%はうまくできたので、残り20%をできるようにしたいです。今日はインサイドでプレーしましたが、次はアウトサイドを任されるかもしれない。監督が求めるプレーに答えたいです。たくさんのファンが会場に来てくれて、有り難いと感じました。ジェッツは今まで所属した中で一番チームワークの良いチームです。これからもっと面白い試合をしていきます。」

 

 

<佐藤博紀選手>

「オールコートディフェンスが上手くいかなかった時の対応など、課題が見えた試合でした。ディフェンスがチームのカラーなので、もっと鍛えてプレスで相手にボールを運ばせないようにしていきたいと思います。今日は高校の後輩や小学校の頃の先生も来てくれました。千葉にチームができて素直に嬉しく、幸せに感じています。地元を活性化させていきたいですね。」

 

<スタッツ>

佐藤博紀 7点

一色翔太 3点

ジョージ・リーチ 13点

板倉令奈 6点

田中健介 2点

モリース・ハーグロー 21点

中村友也 15点

亀崎光博 4点

石田剛規 7点