2022/03/12(土)天皇杯 ファイナル 川崎ブレイブサンダース戦 ゲームレポート
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第97回 天皇杯 ファイナル 千葉vs川崎
千葉 17-26 川崎
先制点は#2 富樫の3P。その後もスティールから#31 原が3Pを沈める好スタート。更に#2 富樫のレイアップが決まり勢い付いたように思えたが、川崎 #0 藤井、#22 ファジーカスに3P、さらにインサイド陣を中心に得点を許してしまう。波に乗る川崎#0 藤井に2本連続で3Pを許すも#33 ムーニーがゴール下を決め返し意地を見せる。しかし川崎#34 アギラールにゴール下を決められ、7点差まで開いたところで千葉はタイムアウト。
タイムアウト明け、#34 スミスが早速3Pを決めチームを鼓舞する。その後も#13 大倉がタフショット、ジャンパーと連続で決め、これに続く。しかし川崎#22 ファジーカス、#23 ジャニング、#34 アギラールに3Pを許し、ビハインドを背負った状態で第2Qへ。
千葉 33‐52 川崎
開始から川崎#0 藤井にジャンパー、ターンオーバーから相手に得点を許すなど苦しい立ち上がりとなる。#1 ダンカンがフリースローで得点するも、川崎#34 ヒースにバスケットカウント、更に#0 藤井にレイアップを許したところで17点のビハインドを背負う展開に。#2 富樫が3Pをねじ込むが、再び川崎に連続で得点を許したところで千葉はたまらずタイムアウト。
タイムアウト明け、#21 エドワーズがゴール下を決めるも、川崎#23 ジャニングに3P、#22 ファジーカスにジャンパー、#11 増田にゴール下を決められなかなか点差を縮めることが出来ない。千葉はゴールが遠く苦しい時間帯が続く。この重くるしい流れを断ち切ったのは#1 ダンカンの3P。その後#2 富樫のアシストから#1 ダンカンのゴール下も決まり流れを引き寄せたかに見えたが、川崎の勢いを止めることは出来ず、更にリードを広げられ前半を折り返す。
千葉 59‐72 川崎
立ち上がりから川崎#0 藤井に3Pを許すが、#34 スミスが2本連続で3Pを決める躍動を見せる。その後はハードなディフェンスで相手のショットクロックバイオレーションを誘発すると、#34 スミスのアシストから#33 ムーニーがダンクを豪快に叩き込む。
その後も#14 佐藤が3P、ファストブレイクから#34 スミスがゴール下を決めこれに続く。川崎#27 熊谷にバスケットカウントを許すが、#33 ムーニーがダンク、ジャンパーと連続で得点し、点差を9点差まで縮めることに成功。その後もプットバックで#33 ムーニーがゴール下、#2 富樫がレイアップを決め得点を重ねていき、ビハインドを縮めて運命の最終Qへ。
千葉 72‐82 川崎
なんとか追いつきたい千葉は#2 富樫の3Pで先制点を決めると、ディフェンス強度を上げて相手のショットクロックバイオレーション誘う。さらに#2 富樫のアシストから#21 エドワーズがゴール下を決めて点差を9点とし、と再び一桁まで詰めることに成功する。
その後も#34 スミスのレイアップ、#2 富樫のフリースローで得点を重ねて行くが、川崎も#22 ファジーカス、#23 ジャニングが躍動をみせ、なかなか追いつくことが出来ない。残り24秒で#34 ムーニーのゴール下が決まるがあと一歩が届かず、3年ぶりの天皇杯決勝を準優勝で終えた。
ヘッドコーチコメント
大野 篤史
ファイナルで負けるのも川崎さんの表彰式を見るのも辛いですし、ひとつの目標だった天皇杯は獲れませんでしたが、シーズンはまだ終わっていないので、CSに向けて今日出た課題をしっかり修正して、いい形で終われるように成長していきたいと思います。このような社会情勢の中でもジェッツを応援してくれるブースターさん、パートナーの皆さんに恩返ししたかったですが残念な結果になってしまいました。まだまだこんなもんじゃないというのを体現出来るように戦っていきたいと思いますので、これからも選手達の背中を押してもらえたらと思います。
©︎CHIBAJETS FUNABASHI/PHOTO:Keisuke Aoyagi
選手コメント
富樫 勇樹
もちろん負けて悔しい気持ちはありますし、かなりやられてしまったなという印象もあるので、シーズン後半に向けてしっかり修正していきたいです。チームには天皇杯ともう一つBリーグ連覇という目標があるので、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。準決勝で琉球相手に戦った試合はホームの力で勝ち切れた試合だったと思いますし、今日ここで戦えたのもブースターの皆さんのお陰だと思います。優勝をしたかったのはもちろんですが、勝ち負けがあるのがスポーツなので、Bリーグ連覇でお返しできるように後半戦頑張ります。
©︎CHIBAJETS FUNABASHI/PHOTO:Keisuke Aoyagi
佐藤 卓磨
まずはこの負けを全員で受け止めて課題をしっかり修正していきたいのと、これからのシーズンは試合が多いので下を向かずに総力戦で戦って、今日のリベンジができるように頑張ります。今日試合前に大野HCからブースターの皆さんやお世話になってる人達への恩返しの気持ちを体現しようという話があったんですが、100%それが出来たかというとそうではないと思うので、リーグを連覇して恩返ししたいと思います。
©︎CHIBAJETS FUNABASHI/PHOTO:Keisuke Aoyagi
ジョシュ・ダンカン
今日の負けは悔しいですが、これからまだまだシーズンは続いていきますので、下を向かずにCSに向けてやるべきことをやって頑張っていきたいと思います。本当に素晴らしいブースターさん達が毎試合応援してくれて、私だけでなくチーム全員が感謝の気持ちでいっぱいです。残りのシーズンもその後押しを受けながら、しっかり勝ち進んでいきたいと思います。
©︎CHIBAJETS FUNABASHI/PHOTO:Keisuke Aoyagi