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B.LEAGUE 2022-23シーズン終了のご挨拶

日頃より千葉ジェッツふなばしに熱いご声援をいただきありがとうございます。

B.LEAGUE2022-23シーズンの終了に際しまして、支えてくださった皆さまへクラブ代表 田村と取締役ゼネラルマネージャー 池内からのコメントを発表いたします。

 
クラブ代表 田村コメント

2022-23シーズンも千葉ジェッツふなばしへの熱い応炎をありがとうございました。

今シーズンは、千葉ジェッツふなばしの歴史の中で最も記憶に残るシーズンになりました。結果を振り返りますと、レギュラーシーズンにおいては「53勝7敗」でB1東地区優勝。勝率「.883」とBリーグ記録を更新する最多勝、最高勝率を記録しました。また、24連勝を打ち立てこちらもBリーグ記録を更新する結果となりました。

天皇杯におきましては、決勝で琉球ゴールデンキングスを下し、4年ぶり4度目の天皇杯優勝に返り咲く事が出来ました。そして、チャンピオンシップ。2年ぶりのファイナルの舞台で奇しくも天皇杯と同じ対戦相手の琉球ゴールデンキングスに敗れ、準優勝となりました。

目標としていた「三冠」には届きませんでしたが、「天皇杯」「B1東地区優勝」の2つタイトル獲得と「最多勝・最高勝率」「24連勝」という2つのBリーグ記録が更新できた事はクラブにとっても、素晴らしい結果であり、この結果を残してくれた選手、コーチ、スタッフ、GMには心から敬意を表します。

新たなコーチ、スタッフを迎え、「新生 千葉ジェッツ」として飛び立った今シーズン。これまでとの変化に大きな不安と大きな期待を抱いてのスタートとなりましたが、選手、コーチ、スタッフが積極的にコミュニケーションを取り合い、互いを理解し、リスペクトし合う事でシーズンを通してチームとして成長してきました。

シーズンの途中には、不幸にも怪我による相次ぐ選手離脱があり、厳しい局面もありましたが、選手一人一人が120%の力を発揮してフォローし合い、難局も乗り越えて来ました。そして、いつも千葉ジェッツふなばしを支えて下さる、ブースターの皆さま、パートナーの皆さま、地域の皆さま本当にありがとうございます。皆さまの応炎、サポート無しではこの結果はあり得ません。

特に「声出し」応援が解禁になった今シーズン、ホームの声炎が選手たちの背中を押してくれたからこそ、チャンピオンシップのQFとSFを勝ち上がる事が出来たと思っています。ホーム試合を盛り上げてくれた、フライトクルー、運営スタッフ、ボランティアの皆さま、フロントスタッフ、そして、一緒に一体感のある会場を作ってくれたブースターの皆さまにも心より感謝を申し上げます。

大変充実したシーズンとなりましたが、唯一「年間チャンピオン」になり「三冠」を達成して行うはずであったイベントが行えなかった事、準備したものが全て世に出せなかった事。多くの皆さまにご協力をいただいたのにも関わらず、最後の最後で結果が出せなかった事を大変悔しく思っています。

この悔しさを糧に、千葉ジェッツふなばしはさらに成長し、来シーズンは皆さんで喜びを分かち合い、笑顔でシーズンが締めくくれるよう全力を尽くして参りますので引き続き熱い応炎をよろしくお願いします。

改めまして2022-23シーズン、千葉ジェッツふなばしへの熱い応炎を本当にありがとうございました。

株式会社千葉ジェッツふなばし
代表取締役 田村征也

 
ゼネラルマネージャー 池内コメント

2022-23シーズンの千葉ジェッツは、5/28(日)に日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23シーズン 琉球ゴールデンキングス戦をもって全日程が終了いたしました。ブースターの皆さまをはじめ、パートナーの皆さま、地域の皆さま、千葉ジェッツを取り巻く全てのすべての皆さま、多大なるご支援、誠にありがとうございました。

振り返れば今シーズンは様々なドラマがあり、とても中身の詰まったシーズンでした。スタート時には大きな不安を感じさせてしまった中、皆さま方には変わらぬサポートいただけたことに改めて心より感謝申し上げます。
ジョン・パトリックHCを招聘しての1年目のシーズン、結果としてはBリーグファイナルにて琉球ゴールデンキングスに惜敗する結果となりましたが、天皇杯奪還、連勝記録更新(24連勝)、シーズンレコード(.883)、東地区優勝と、これからもBリーグに語り継がれるであろう素晴らしいシーズンだったと思います。

Road to the triple crownと題し目指してきた、どのチームも達成していない未知なる3冠への挑戦は、来シーズンへの持ち越しとなりました。しかしこの敗戦から学ぶことは、今後の千葉ジェッツにとって大きな収穫になると感じております。ファイナルという舞台を幾度となく経験した我々でも、まだ何かが足りなかった、、、その何かを言語化し、これから追いかけていきたいと思います。

今シーズンは千葉ジェッツにとって飛躍のシーズンだったと思います。千葉ジェッツの伝統的な「アグレッシブなディフェンスから走る」というアップテンポなバスケットスタイルと、今シーズンから新たにスローガンとして掲げた「JETS SPEED. JETS PRIDE.」。改めて"千葉ジェッツらしさ"を追求し、スタートした今シーズン。この3つのコンセンプトを選手たちはしっかり体現してくれました。
そして、千葉ジェッツがこれまで作り上げてきたカルチャーと新たなスローガンのもと築いてきたマインドの融合が、ここまでチームをステップアップできた結果だと感じております。

また、今シーズンのキーサクセスファクターにはマネジメント観点において、チームスタッフ(コーチングスタッフ、パフォーマンス&コンディショニングスタッフ、マネジメントスタッフの三部門)の組織化に取り組み、パワーバランスの分散と権限の明確化で、能力の高いスタッフ達が更にハイパフォーマンスを出せる組織づくりを目指したことで、新しい体制でもしっかりと結果の出る一年となったと感じており、共通言語、共通理解を深めることでチーム全体のエンゲージメントが高まったことが、この結果と結びついたと考えております。

皆さまご存知の通り、シーズン中にはたくさん試練がありました。結果や戦績だけに目を向ければ順風満帆に見えるものの、多数の主力選手の怪我など満身創痍な状況が続きました。しかし、新しい選手がアジャストしてくれたことや、全員がその状況から目を背けることなく、一丸となってカムバックできたことで素晴らしいハイライトを作ることができました。今後の千葉ジェッツにとってもこれは大きな自信と財産になったと感じております。怪我が重なり、悔しい思いをした選手も、最後まで必要なピースとしてそれぞれの役割を持ってともに戦い続けてくれました。

悔しい気持ちでいっぱいではありますが、ファイナルで対戦した琉球ゴールデンキングスは、勝利への執念、インテンシティも高く、間違いなく今季のチャンピオンに相応しいチームであったと思っています。しかし、千葉ジェッツも、下を向く必要はなく、最高のブースターの皆さまとともにBリーグ史上最強のチームに成長できたと、胸を張って言える。そんなシーズンだったと思っております。

来シーズンもどんな状況でもブレずに更にチームケミストリーを高めるよう精進して参ります。皆さま今シーズンも本当にありがとうございました!!感謝とリスペクトを改めて皆さまにお送りし、胸を張って今シーズンの総括とさせていただければと思います。

最後に、これだけは言わせてください。
千葉ジェッツブースターは僕たちの誇りです。
チャンピオンシップ、最高の応炎でした!!!
また来シーズンも一緒にてっぺん目指しましょう!!!!

株式会社千葉ジェッツふなばし
取締役ゼネラルマネージャー  池内勇太