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りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン終了のご挨拶

日頃より千葉ジェッツふなばしに熱いご声援をいただきありがとうございます。
りそなグループB.LEAGUE2024-25シーズンの終了に際しまして、支えてくださった皆さまへクラブ代表 田村と取締役ゼネラルマネージャー 池内からのコメントを発表いたします。
いつも千葉ジェッツふなばしに熱い応炎をいただき、誠にありがとうございます。
2024-25シーズンも、皆さまの支えのもとで走り抜けることができました。
今シーズンは、クラブにとって新たな挑戦の一年となりました。
1万人収容の新ホームアリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY」へ舞台を移し、かねてより目指してきた“非日常を届ける空間“が現実となりました。その記念すべき初年度に、クラブ史上最多、Bリーグ最多記録となる年間動員295,416人という多くの方にご来場いただけたこと、心より感謝申し上げます。
競技面においても、大きな注目と期待を集めるシーズンとなりました。
元NBAプレーヤーである渡邊雄太選手の加入、NBLおよびNBAでもコーチ経験のあるトレヴァー・グリーソンHCの招聘というニュースから始まり、シーズン終盤には、千葉ジェッツ初となる高卒ルーキー・瀬川琉久選手も新たにチームへ加わりました。
レギュラーシーズンは「42勝18敗」、勝率.700という力強い成績で東地区2位。
天皇杯はクォーターファイナル、Bリーグチャンピオンシップはセミファイナル敗退という結果となりました。
目標としていた「地区優勝」「天皇杯3連覇」「Bリーグ優勝」は達成できず、今シーズンはBリーグが始まって以来、初めてタイトルを獲得することができなかったシーズンとなってしまいました。この現実を、クラブを預かる立場として非常に悔しく、重く受け止めています。
ただし、結果にはつながらなかったとはいえ、怪我人の相次ぐ離脱や、万全な状態で戦えない試合が続く中でも、チームが苦しい状況にあっても常に勝利を目指し、最後まで全力で戦ってくれた選手、コーチ、スタッフには、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。
この悔しい経験を糧に、千葉ジェッツはさらに成長していきます。
「JETS SPEED」「JETS PRIDE」というスローガンに込めた想いのとおり、自分たちの強みとスタイルを活かして戦い、クラブに関わるすべての人が誇りを持てるクラブへ。
その実現に向けて、クラブ一同、来シーズンに向けて覚悟を持って臨んでまいります。
どんなときも信じて共に戦ってくださったブースターの皆さま、パートナーの皆さま、地域の皆さま、本当にありがとうございます。
常に満員のホームで鳴り響いた地鳴りのような声炎、アウェイでも相手に負けない応炎——皆さまの存在こそが、私たち千葉ジェッツにとって最大の力となりました。
ホームゲームを支えてくれたフライトクルー、運営スタッフ、ボランティアの皆さま、そしてホームゲームの運営全体を支えてくれたすべての仲間にも、心より敬意と感謝を申し上げます。
来シーズンは、今季の悔しさを晴らし、必ずやタイトルを奪還する一年にします。
そして、皆さまと一緒に、心から笑ってシーズンを締めくくれるよう、全力で取り組んでまいります。
改めまして、2024-25シーズンも千葉ジェッツへの熱い応炎を本当にありがとうございました。
株式会社千葉ジェッツふなばし
代表取締役 田村征也
2024-25シーズンの千葉ジェッツは、5月19日のりそなグループB.LEAGUE SEMIFINALS 2024-25 宇都宮ブレックス戦をもって、すべての公式戦日程を終了いたしました。
まずはじめに今シーズンも千葉ジェッツを信じ、共に戦ってくださったブースターの皆さまをはじめ、パートナー企業の皆さま、地域の皆さま、千葉ジェッツを取り巻く全てのジェッツファミリー皆さま、多大なるご支援、ご声援をいただき、心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
今シーズンはLaLa arena TOKYO-BAYの開業や、NBAから渡邊雄太選手の加入と、まさに満を持してのスタートとなり、皆さまからの期待も、そしてチーム全員の意気込みも、これまで以上に高く、大きな目標を掲げてシーズンに臨みました。
しかしながら、開幕以降は主力選手の相次ぐ怪我の発生から、チーム状態を安定させることができず、想定外の出来事の連続で順風満帆とは言えない、前途多難なシーズンとなりました。
結果を見てみれば、レギュラーシーズン「42勝18敗」東地区2位。天皇杯はクォーターファイナル・チャンピオンシップはセミファイナル敗退に終わり、Bリーグが開幕して以降、私がGMに就任してからも毎年タイトルを獲得してきましたが、初めて無冠に終わってしまったシーズンとなりました。周囲の期待も背負いながら、今シーズンのチーム目標でもあった「国内タイトル全制覇」や「アジアNo.1」になることには到底及ばず、皆さまのご期待に応えることができなかったことに大変重く責任を感じております。
不可抗力な状況から思い通りにいかないことの連続の中で、タイトルを獲得するという結果には繋がりませんでしたが、急遽チームに合流してくれたトレヴァー・グリーソンHCをはじめ、チームスタッフ、選手たちは様々な困難にも何度も這い上がり、底力を見せてくれたと思います。
時には下を向き諦めてしまいそうになったこともありましたが、私たちを何度も奮い立たせてくれたのは常に熱く応炎してくださったブースターの皆さまでした。真っ赤に染まったアリーナに響く声炎、あの熱量、あのエネルギーは私たちの原動力でした。どんな時でも皆さまの熱いご声炎には幾度となく助けられ、特にシーズン終盤は皆さまからの後押しを力に変え、「リーグ優勝」への自信を持って、チャンピオンシップに挑戦することができたのも皆さまのおかげです。
正直に悔しく、未だに後悔も残る結果ですが、それでも、このシーズンには確かな意味があり、千葉ジェッツのカルチャーをさらに強くする礎になったと感じています。勝ち続けることの難しさや、困難な状況こそ選手全員で共通認識を持ち続ける重要性、「JETS SPEED」「JETS PRIDE」を追求し、「千葉ジェッツらしさ」を体現していくことでの僕たちの強み。多くのことを再認識できたシーズンであったと思います。
これからチームはOFFに入りますが、一人ひとりがこのシーズンを真摯に振り返り、自分たちの弱点や課題としっかり向き合い、徹底的に分析・言語化していきます。そして、来シーズンには、攻守両面でより進化した千葉ジェッツを皆さまにお見せできるよう、準備を進めてまいります。
リベンジの気持ちを強く胸に刻み、千葉ジェッツらしさ全開で、再び頂点を目指し「全タイトル奪還」に全身全霊で挑み続けます。
私自身も2025-26シーズンはこれまで以上の覚悟を持って臨みます。千葉ジェッツの未来のために、責任を背負い、悔しさを糧に、必ずWinning cultureを強化してまいります。
最後になりますが──
わずか2ヶ月という短い期間でありながら、全力でチームを支え、窮地に光をもたらしてくれたJ3。どんな時も変わらぬ笑顔と温かさでチームを明るく照らし続けてくれた“千葉ジェッツの太陽”マーカス。今シーズンもついてきてくれたコーチ陣、スタッフ、そして選手たち。苦しい状況でも決してヘッドダウンせず、最後まであきらめずに戦い抜く姿や、ブースターの皆さまに最高のプレーを届けようとする姿勢。一緒に戦えたことを心から誇りに思います。本当にありがとう。
また、STAR JETSの皆さん、ジャンボくん、RISUKEさん、アシスタントMC恒木さん、アリーナDJ KAnaMEさん、オッチー、運営スタッフ・ボランティアスタッフの皆さま、どんなときも私たちのホームを熱く盛り上げ、支えてくださったすべての皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。
そして、ジェッツファミリーの皆さま、皆さまがいたからこそ僕たちは走り続けることができました。たくさんの「愛」を本当にありがとうございました。
この場を借りて、感謝とリスペクトを心を込めて皆さまにお送りし、2024-25シーズンの総括とさせていただければと思います。
来シーズンも変わらぬ、熱いご声炎をどうぞよろしくお願いいたします。
僕たちはここから這い上がります。
株式会社千葉ジェッツふなばし
取締役ゼネラルマネージャー 池内勇太