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2015年1月3日(土)オールジャパン第3回戦vs.アイシンシーホース三河ゲームレポート

第90回天皇杯 全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン2015)第3回戦ゲームレポート
日程:2015年1月3日(土)
会場:国立代々木競技場第二体育館
対戦相手:アイシンシーホース三河
 
<スコア>
千葉67-60アイシン三河
1P:26-25
2P:5-13
3P:18-15

4P:18-7

<試合レポート>
第1ピリオド
オールジャパン3回戦、NBLウェスタンカンファレンスで首位を独走するアイシン三河シーホース三河との一戦。大きな山場を迎えるジェッツのスタートは2回戦と同じ#11西村、#22上江田、#24バレル、#25荒尾、#27石井のラインナップとなる。ジェッツは開始からゾーンディフェンスを仕掛け相手のターンオーバーを誘う。ジェッツはスティールから#11西村が積極的にオフェンスを仕掛けると、それに引っ張られるように#22上江田、#24バレルが得点をあげ9対2と2分半でリードを広げる。するとアイシン三河はたまらずタイムアウトを請求。タイムアウトを明け、ジェッツは今まで以上にオフェンスをプッシュしていき、得点を積み重ねる。しかし、アイシン三河もジェッツのゾーンに対してアイシン三河#32桜木がポストで応戦してくる。するとゾーンディフェンスが収縮してしまい、外角の#8喜多川、#3柏木、#14金丸にシュートを決められ始めリードを縮められてしまうと、ジェッツは約7分半守っていたリードをついに逆転され、タイムアウトを請求。タイムアウト明け、アイシン三河#14金丸にシュートを決められるが、ジェッツは#11西村が中心となり攻め立て一進一退の攻防が続いていき26対25と再逆転に成功し、このピリオドを終了する。 

第2ピリオド
ジェッツはマンツーマンディフェンスに戻すが相手はフォワード陣からポストプレーを仕掛け得点を重ねていく。ジェッツは無得点の状態が続くまま約3分半が経過し、タイムアウトを請求する。タイムアウト明け、#24バレルのシュートや#22上江田がフリースローを決め得点を伸ばすとフリースロー直後にプレスを仕掛け相手のターンオーバーを誘う。ジェッツは得点を伸ばしたく#11西村が果敢に攻めるがシュートが入らず得点を伸ばせない。ジェッツは#5リカートがフリースローを獲得するが、この2本を決められず完全に流れが悪い状態が続いてしまう。対するアイシン三河は#34高橋が3Pシュートを決めるなど崩れることなく試合は進んでいき9点ビハインドになる。しかし、最後にジェッツ#41加納が冷静に相手をシュートフェイクでかわしジャンプシュートをブザーと共に決め31対38とビハインドながら良い形で前半を締めくくる。
 
第3ピリオド
両者ともに1つのプレーのミスから相手に流れを渡してしまい連続得点をされてしまう展開が続く。ジェッツ#27石井、#5リカートがシュートを決める上々の滑り出しを見せたかと思われたが、ジェッツはシュートミスやターンオーバーを犯すとアイシン三河が得点を奪い返し、リードを縮められない。ジェッツは#24バレルがバスケットボールカウントプレーを奪うが、アイシン三河もジェッツの好ディフェンスをものともせず、タフショットを沈めていく。ジェッツは残り時間2分のところで#24バレルが4ファールをなってしまい、ベンチに下がらざる得なくなってしまう。ジェッツは得点を伸ばしたいがシュートがことごとくリングに嫌われてしまう。それでもジェッツ#7宮永が無理な体勢ながらもブザービートショットを沈め49対53と何とか喰らいつき、最終ピリオドを迎える。 
 
第4ピリオド
ジェッツは#5リカートがインサイドで奮起し、得点源となってプレーをしていくとジェッツは粘りを見せ、#11西村のスティールからの得点、#5リカートがジャンプシュートを決め同点、そして逆転に成功する。するとアイシン三河はタイムアウトを請求。タイムアウト明けもジェッツは#5リカートが中心となりオフェンスを組み立てていく。対するアイシン三河は#32桜木のポストからの試合展開に切り替える。リードを広げたいジェッツではあるがアイシン三河も簡単にはリードを許してくれず2点、4点差の状態が続く。ジェッツはアイシン三河のインサイドの高さに負けオフェンスリバウンドを支配されるが、それでも我慢強く守り抜いて相手に思うように得点をさせない。残り時間が少なくなりアイシン三河は焦りはじめ#3柏木、#0橋本などが3Pシュートを狙ってくるがリングに嫌われ得点をすることが出来ない。ジェッツは#22上江田がアイシン三河のスコアラーである#14金丸を後半無得点に抑え、蚊帳の外に追いやる働きを見せるなど、このピリオドのチームの失点を7点に抑え大事な一戦をものにし、準々決勝進出を勝ち取った。

 

<主なスタッツ>
#11西村文男 20PTS
#5リック・リカート 18PTS
#24ジャスティン・バレル 13PTS
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